2010年 03月 26日
お湯呑みの修理4 |
2点のお湯呑みの修理がほぼ完了しました。
それぞれに金と銀を蒔き、生漆(きうるし)で固め、乾燥、磨き、もう使える状態に戻りました。
更に、この後で砥石で磨いて摺漆(すりうるし)をかける、という作業を何度か繰り返せば、金属の部分が繊細で光沢のあるものに仕上がります。
これは乾いて磨いただけの状態です。
この磨きは『鯛牙(たいき)』という鯛の牙を使って磨きます。
金直しです。
銀直しです。
この道具のように、刷毛や筆以外は自分で使いやすいように作ることもあります。
この鯛牙は、穂先が使えなくなった筆軸と鯛牙を接着(手前のは糊漆、奥のは接着剤)して作っています。
ちなみに、牙の大きさは手前が7mm、奥のは5mmです。かなり大きな鯛だったのでしょう。
それぞれに金と銀を蒔き、生漆(きうるし)で固め、乾燥、磨き、もう使える状態に戻りました。
更に、この後で砥石で磨いて摺漆(すりうるし)をかける、という作業を何度か繰り返せば、金属の部分が繊細で光沢のあるものに仕上がります。
これは乾いて磨いただけの状態です。
この磨きは『鯛牙(たいき)』という鯛の牙を使って磨きます。
金直しです。
銀直しです。
この道具のように、刷毛や筆以外は自分で使いやすいように作ることもあります。
この鯛牙は、穂先が使えなくなった筆軸と鯛牙を接着(手前のは糊漆、奥のは接着剤)して作っています。
ちなみに、牙の大きさは手前が7mm、奥のは5mmです。かなり大きな鯛だったのでしょう。
by chanchun62
| 2010-03-26 18:13
| お湯呑みの修理
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